続・努力と創造の軌跡

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静光電機工業株式会社 取締役会長 中村脩様 著

同社代表取締役社長 中村靜弘様 発行

2013.7刊 A5判 158ページ

同社の創業者は著者中村脩様の父上静夫様です。静夫様は、戦前夜間の電機専門学校で学びながら、東京の電機製作所で修業し、やがて、1946年静岡県で電機関係の分野で創業しました。

終戦直後部品や工具類が手に入らない時代、幼かった長男である修様を伴って上京し、部品や工具類を購入しています。

やがて、地元の大手企業からの受注に成功しますが、工場の騒音問題への対応で新工場の移転をします。

また、大手企業の要請で北海道に工場を建設し事業拡大を目指しますが、第1次石油ショックで目指した生産増加を果たせず、資金面で厳しい日々が続きました。

やがて、中村脩氏は34歳で父静夫氏から会社を継承し、受注活動、工場内部の合理化、財務体質の徹底的な改善に注力し、新たなお客様からの受注に成功しました。

やがて、修氏の長男靜弘様と次男佳克様に継承が行われ、現在(2013年6月)同社は65年を迎えました。

静光電機工業株式会社ホームページ http://www.sd-inc.co.jp/


「続・努力と創造の軌跡」目次

はじめに

第一章 創業者中村静夫は戦後富士市で創業。製紙会社からの受注で基礎固め

第二章 日本軽金属からの受注で成長軌道に

第三章 日軽金の苫小牧への工場進出に伴い、わが社も苫小牧に工場新設

第四章 騒音問題で松岡工場新設、静光アルミ工業の設立

第五章 静光アルミ工業を精算へ。人生最大の試練の時代

第六章 三十四歳で社長に就任し、会社再建に向け全力投球の日々

第七章 中村家と企業のいのちの流れ

第八章 最新鋭のOA機器と機械設備を導入し、顧客開拓で飛躍へ

第九章 グローバル化、ネット時代など環境変化に対応し、次世代へ継承

第十章 次世代が受け継ぐスピリッツと、新たに生み出し、開拓していくもの

おわりに

年表