わが生涯

wagasyougai

和商グループ 会長 是枝正行様著

2006.9刊 四六判 272ページ

18歳で鹿児島から戦争直後の焼け跡の東京へ出てきた是枝青年は、ネクタイ卸商に就職。セールスに従事するかたわら、休日にはバイクで生産地八王子に出かけ、デザインから生産までのプロセスを学ぶ日々。そこには三年後には独立するという強固な志があった。

やがて念願の独立を果たし、ネクタイという単一商品のビジネスから将来を見据え、海外ブランドと提携し、ファッションビジネスに事業を拡大。

変化の激しい業界にあって、トレンドの創出とマネジメントの両立を果たすという高いハードルをクリアし、今日の和商の礎(いしずえ)を築いた。

この経営の軌跡を社員に残そうと、是枝浩平社長(正行会長の二男)が本書の刊行を推進する。

和商様ホームページ(F.t.Fホールディング) http://www.washo.co.jp/


「わが生涯」目次

第一章 戦後、アイディアと工夫で学資や生活費を稼ぐ
第二章 東京や大阪で社会人として懸命に働く
第三章 ヒット歌謡曲の「有楽町で逢いましょう」をダグにして、大当たり
第四章 事業拡大に伴い、人材の確保と育成、資金調達で多忙な日々
第五章 VANや JUNとの取引開始で、若手が事業拡大に貢献
第六章 海外ブランドと提携、事業の拡大
第七章 NY 事務所の開設、マーガレットハウエルとの提携など次々に新事業の立ち上げ
第八章 軌道にのった海外ビジネスをベースにアングローバルを設立
第九章 インテリア部門ロイズと絵画エルテ事業部の創設
第十章 次世代へ経営を受け継ぐ
是枝正行 会長様・略年表